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藤井昭子

藤井 昭子(ふじい あきこ)
《地歌》

[贈賞理由]

 藤井昭子さんは、幼少より祖母阿部桂子、人間国宝である母藤井久仁江から生田流箏曲、九州系の地歌三絃の指導を受け、恵まれた環境で古典の基礎を身につけました。1995年から定期的にリサイタルを開催される一方、2001年からは「地歌ライブ」を継続的に開催し、「地歌」の演奏スタイルを大きく変えると共に、自らもリサイタル、ライブを通し著しい芸の成長が見られ、目に見えるような進歩をはかりました。このように、地歌をより身近に感じられるようなその活動と芸の成長は、専門家の方々からも大いに注目されております。
 このように地歌というジャンルにこだわり、日本国内はもとより広く海外でも広く活動を展開している藤井昭子さんは、九州系地歌の伝統を未来につなぐ貴重な演奏家だといえます。

[受賞者の芸歴]

幼少より、祖母阿部桂子、母藤井久仁江に筝の手ほどきを受ける。
四才で初舞台。八才より、阿部、藤井両師に三弦の手ほどきを受ける。
1986年 山本邦山師、藤井久仁江他とともに、バークレイ、シアトル、リッチモンド、ロサンゼルス他、米国各地を巡演。
1988年 NHKオーディション合格。初放送出演。
バークレイ大学、UCLA、メアリーランド大学(ワシントンDC)他、米国各地の大学を巡演。

1994年 文化庁の派遣により渡米。各地を巡演。
1995年5月29日 第一回リサイタルを開催。
1997年4月18日 第二回リサイタルを開催。

1999年 国際交流基金の派遣により渡米。各地を巡演。
5月12日 第三回リサイタルを開催。
2001年6月25日 第一回「地歌ライブ」を開催。
以後、二ヶ月毎偶数月に定期開催。
2002年3月 国際交流基金の派遣で欧州三カ国を公演。
6月、国立劇場にて母、兄と「三楽会」を開催。
10月17日 トッパンホールにて第四回リサイタルを開催。
2003年2月10日 第十回地歌ライブを開催。本年中に第十五回までのライブを開催予定。
九州系地歌筝曲の継承者として、演奏会・放送等の出演に活躍の場を広げている。

第7回ビクター伝統文化振興財団賞「奨励賞」藤井昭子

VZCF-1017(CD)1,905円+税
発売日:2004年8月21日

日本伝統文化振興財団賞

これまでの受賞者

第20回

川瀬 露秋

《地歌箏曲・胡弓》
第19回

佐辺 良和

《琉球舞踊家、組踊立方》
第18回

山村 若

《上方舞》
第17回

豊竹 呂勢大夫

《人形浄瑠璃文楽 太夫》
第16回

清元 栄吉

《清元節 三味線方》
第15回

山本 泰太郎

《能楽師 狂言方 大蔵流》
第14回

大和 櫻笙

《大和楽 三味線方》
第13回

遠藤 千晶

《生田流箏曲》
第12回

松永 忠次郎

《長唄唄方》
第11回

十世 片山 九郎右衛門

《能楽シテ方観世流》
第10回

藤舎 呂英

《藤舎流囃子方》
第9回

今藤 長龍郎

《長唄三味線方》
第8回

亀井 広忠

《能楽師葛野流大鼓方》
第7回

藤井 昭子

《地歌》
第6回

善養寺 惠介

《古典尺八》
第5回

山登 松和

《山田流箏曲》
第4回

鶴澤 津賀寿

《女流義太夫三味線方》
第3回

清元 美治郎

《清元三味線方》
第2回

二代 米川 敏子

《生田流箏曲》
第1回

杵屋 直吉

《長唄唄方》

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