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photo十世 片山 九郎右衛門(かたやま くろうえもん)
《能楽シテ方観世流》

受賞時は前名の片山清司(かたやま きよし)。2011年1月、十世片山九郎右衛門を襲名。

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[贈賞理由]

 観世流能シテ方として、近年とくに顕著な活躍を示している。幼少より今日まで厳しい研鑽を怠らず、優れた演能と能楽普及活動に尽力し、とりわけ舞踊家井上八千代との共演、能楽教室の開催、能の絵本制作など、古典を基盤とする新たな創造への取り組みにも意欲的で、その活動には各方面から大きな期待が寄せられている。日本の伝統文化の明日を担う存在として、その活動は高く評価される。

[プロフィール]

能楽シテ方観世流。 一九六四年、九世片山九郎右衛門(人間国宝)の長男として京都府に生れる。祖母は京舞井上流四世家元井上八千代(人間国宝)、姉は五世家元井上八千代。幼少より父に師事し、長じて故八世観世銕之亟に教えを受ける。 一九七〇年「岩船」で初シテ。父と共に片山定期能楽会を主宰、全国各地で多数の公演に出演するほか、ヨーロッパ、アメリカなど海外公演にも積極的に参加している。また、薪能、ホール能など能楽堂以外での公演の制作・プロデュース、若年層のための能楽普及活動として、学校での能楽教室の開催、能の絵本『海女の珠とり』(「海士」)、『天狗の恩がえし』(「大会」)、『青葉の笛』(「敦盛」)の制作、映像を駆使した舞台制作、能舞台のCG化なども手掛けている。 一九九七年京都府文化賞奨励賞、二〇〇三年京都市芸術新人賞、二〇〇四年文化庁芸術祭新人賞を受賞。 現在、社団法人京都観世会理事、財団法人片山家能楽・京舞保存財団常務理事。

片山家能楽・京舞保存財団 http://www.arc.ritsumei.ac.jp/k-kanze/

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日本伝統文化振興財団賞

これまでの受賞者

第21回

菊央 雄司

《地歌箏曲・平家》

第20回

川瀬 露秋

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第19回

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第18回

山村 若

《上方舞》

第17回

豊竹 呂勢大夫

《人形浄瑠璃文楽 太夫》

第16回

清元 栄吉

《清元節 三味線方》

第15回

山本 泰太郎

《能楽師 狂言方 大蔵流》

第14回

大和 櫻笙

《大和楽 三味線方》

第13回

遠藤 千晶

《生田流箏曲》

第12回

松永 忠次郎

《長唄唄方》

第11回

十世 片山 九郎右衛門

《能楽シテ方観世流》

第10回

藤舎 呂英

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第9回

今藤 長龍郎

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第8回

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第7回

藤井 昭子

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第6回

善養寺 惠介

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第5回

山登 松和

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第4回

鶴澤 津賀寿

《女流義太夫三味線方》

第3回

清元 美治郎

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第2回

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