このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文字サイズ:

善養寺惠介

善養寺 惠介(ぜんようじ けいすけ)
《古典尺八》

[贈賞理由]

善養寺恵介さんは、古典尺八奏者として現在最も注目をされている一人です。6歳より、根笹派錦風流の神如道のもとで尺八を学んでいた父より虚無僧尺八の手ほどきを受け、後に岡崎自修、神如正師に師事し芸域を深め、すでに中学生の頃にはその芸に完成の趣があったと言われておりました。後に東京芸術大学に進み、音楽学部、大学院を通して山口五郎師に師事し芸域を拡げますが、それまでは古典尺八本曲のみを修得するという徹底ぶりでした。東京芸術大学卒業後は、度々同大学の非常勤講師を勤める一方、NHKラジオ、舞台などで積極的に古典本曲の演奏を行ってまいりました。1999年には初のリサイタルを開催、以降毎年開催し今日に至っております。またヨーロッパ各地、アジア各地等、海外での演奏も積極的に行なうなど、その活動は常に注目を集め、その活動は常に注目を集め、現在根笹派錦風流をはじめ、古典尺八本曲に本格的に取り組む数少ない逸材として、将来が嘱望されております。

[受賞者の芸歴]

1988年 東京芸術大学音楽学部邦楽科尺八専攻卒業
1990年 東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了
学部、大学院を通して山口五郎に師事
1991年 2年間東京芸術大学邦楽科非常勤講師を務める

1992年 NHK FM「邦楽のひととき」にて古典本曲独奏で初放送『根笹派 山谷清攪』
1995年 2年間東京芸術大学邦楽科非常勤講師を務める
1998年 国立劇場音楽公演「吹く」『根笹派 通り・門付け・鉢返し』出演
国際尺八音楽フェスティバル(コロラド州ボルダー)に招待演奏家として参加

1999年 独奏初リサイタル『虚無尺八』開催、以後毎年開催
ドイツ国内4箇所にて公演(国際交流基金助成)
2000年 ジュネーブ・パリ公演
韓国、中国、ネパール、バングラディシュ公演(国際交流基金派遣事業)
現在百銭会主宰、NHK文化センター講師、スタジオエム尺八講座講師

善養寺惠介official website http://zenyoji.jp/

第6回ビクター伝統文化振興財団賞「奨励賞」善養寺惠介

VZCF-1016(CD)1,905円+税
発売日:2004年8月21日

日本伝統文化振興財団賞

これまでの受賞者

第20回

川瀬 露秋

《地歌箏曲・胡弓》
第19回

佐辺 良和

《琉球舞踊家、組踊立方》
第18回

山村 若

《上方舞》
第17回

豊竹 呂勢大夫

《人形浄瑠璃文楽 太夫》
第16回

清元 栄吉

《清元節 三味線方》
第15回

山本 泰太郎

《能楽師 狂言方 大蔵流》
第14回

大和 櫻笙

《大和楽 三味線方》
第13回

遠藤 千晶

《生田流箏曲》
第12回

松永 忠次郎

《長唄唄方》
第11回

十世 片山 九郎右衛門

《能楽シテ方観世流》
第10回

藤舎 呂英

《藤舎流囃子方》
第9回

今藤 長龍郎

《長唄三味線方》
第8回

亀井 広忠

《能楽師葛野流大鼓方》
第7回

藤井 昭子

《地歌》
第6回

善養寺 惠介

《古典尺八》
第5回

山登 松和

《山田流箏曲》
第4回

鶴澤 津賀寿

《女流義太夫三味線方》
第3回

清元 美治郎

《清元三味線方》
第2回

二代 米川 敏子

《生田流箏曲》
第1回

杵屋 直吉

《長唄唄方》

顕彰・助成へ戻る