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20110513143004藤舎 呂英(とうしゃ ろえい)
《藤舎流囃子方》

日本伝統文化振興財団賞「奨励賞」授賞式の様子はこちら

[贈賞理由]

 藤舎呂英は、邦楽の囃子方として近年顕著な活躍をしている。祖父・望月太津市郎、父・藤舎呂浩と代々囃子方の家系に生まれ、宗家藤舎せい子、六世家元藤舎呂船に師事。東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業後、藤舎呂英の名を許される。現在、国立劇場「明日を担う新進の邦楽と舞踊」などで囃子を担当。放送、舞台はもとより、洋楽とのコラボレーション、海外公演など積極的に活動の領域を広め、古典を基盤とした新しい音楽の創造に研鑽している。囃子方の職分である、小鼓、大鼓、太鼓といった多岐にわたる楽器全般に優れた才能を発揮し、特に小鼓の技量に高い評価を受けている。また、創作作品の作調で各方面から期待されている。明日の日本の伝統音楽を担う若きアーティストとしての存在は、日本伝統文化振興財団賞「奨励賞」に値するものである。

[プロフィール]

1966年 大阪生まれ。
1974年 祖父・望月太津市郎より手ほどきを受ける。
その後、父・藤舎呂浩に指導を受ける。
1985年 宗家・藤舎せい子師に入門
1989年 東京芸術大学音楽学部卒業
「藤舎呂英」の芸名を許される。
1995年より 国立劇場「明日をになう新進の邦楽と舞踊」の囃子を担当。
2000年 国立劇場にて、一調一管(小鼓、笛)による創作曲、「花」演奏 (初演)。
2003年 千年の聲Vol.8 螺旋曼荼羅2『はるかな空の高みにまで』にて、声明と共演 於 スパイラルガーデン
2004年 アテネ五輪シンクロナイズドスイミング日本代表チーム競技曲、「japanese doll」で、小鼓を演奏。
2005年 「題名のない音楽会」 歌舞伎 meets クラシック に出演。
「平家物語の夕べ」にて、語りと共に、囃子の演奏。(作調)
創作曲 「花」 再演(花柳流舞踊会)
香港にて、四世家元 今藤長十郎の会 出演。

現在、六世家元 藤舎呂船に師事。 鼓のソロ演奏や、琵琶、琴、ピアノ、フルートなどジャンルを越えた、様々な楽器とも演奏活動を行う。又、小学校など学校巡回演奏も、行う。CD製作や学校教材DVDにも多数携わる。

第10回日本伝統文化振興財団賞「奨励賞」 藤舎呂英(藤舎流囃子方)

VZCF-1020(CD)1,905円+税
発売日:2006年5月31日

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日本伝統文化振興財団賞

これまでの受賞者

第21回

菊央 雄司

《地歌箏曲・平家》

第20回

川瀬 露秋

《地歌箏曲・胡弓》

第19回

佐辺 良和

《琉球舞踊家、組踊立方》

第18回

山村 若

《上方舞》

第17回

豊竹 呂勢大夫

《人形浄瑠璃文楽 太夫》

第16回

清元 栄吉

《清元節 三味線方》

第15回

山本 泰太郎

《能楽師 狂言方 大蔵流》

第14回

大和 櫻笙

《大和楽 三味線方》

第13回

遠藤 千晶

《生田流箏曲》

第12回

松永 忠次郎

《長唄唄方》

第11回

十世 片山 九郎右衛門

《能楽シテ方観世流》

第10回

藤舎 呂英

《藤舎流囃子方》

第9回

今藤 長龍郎

《長唄三味線方》

第8回

亀井 広忠

《能楽師葛野流大鼓方》

第7回

藤井 昭子

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第6回

善養寺 惠介

《古典尺八》

第5回

山登 松和

《山田流箏曲》

第4回

鶴澤 津賀寿

《女流義太夫三味線方》

第3回

清元 美治郎

《清元三味線方》

第2回

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《長唄唄方》

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