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山登松和

山登 松和(やまと しょうわ)
《山田流箏曲》

[贈賞理由]

山登松和さんは、山田流の古典箏曲演奏家として最も注目をされている一人です。幼少よりお祖母様である山登愛子さんの手ほどきをうけ、後に中能島欣一、鳥居名美野師に師事し、山田検校以来の山田流古典曲を修得されました。また、初代山登松和一以来の山登家代々の芸も十分に修行されております。さらに山田流を深めるのに重要な河東節、荻江節を山彦節子師、山彦さわ子師について学んでこられました。この様に古典曲に大しての真摯な姿勢に加え、現代曲においても優れた能力を発揮しております。中能島欣一の芸にあこがれ心酔し、現代箏曲の素養もしっかりと身につけて参りました。

しっとりとした落ちつきのある声柄と安定した歌い方は、三十五歳という若さを感じさせず、山田流箏曲界はもとより箏曲界全体にとっても、今後一層の成長が期待されます。

[受賞者の芸歴]

1966年 東京都に生まれる
1970年 祖母山登愛子より手ほどきを受ける。
1974年 中能島欣一に師事
1984年 鳥居名美野に師事
1989年 東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業
在学中、増渕任一朗・木原司都子(山勢松韻)に師事
安宅賞受賞 河東節(三味線)を山彦さわ子に師事
荻江節(三味線)を荻江さわに師事
1990年 赤坂御所にて御前演奏
平成2年度文化庁芸術家国内研修員

1991年 東京芸術大学大学院修士課程修了
芸名山登弘久を名乗る
1994年 国際交流基金派遣専門家としてアフリカ(4カ国)
公演に参加
1995年 東京芸術大学音楽部邦楽科非常勤講師(2年間)
1996年 河東節(浄瑠璃)を山彦節子に師事、山彦 登の名を許される
1999年 七代山登松和を襲名 国立劇場にて襲名披露演奏会

現在、
山登会主宰(社)日本三曲協会監事
山田流箏曲協会理事 
跡見学園中学・高等学校箏曲講師

山登松和Web Site/山田流箏曲 http://yamato7.jp/

第5回ビクター伝統文化振興財団賞「奨励賞」山登松和

VZCF-1015(CD)1,905円+税
発売日:2004年8月21日

日本伝統文化振興財団賞

これまでの受賞者

第20回

川瀬 露秋

《地歌箏曲・胡弓》
第19回

佐辺 良和

《琉球舞踊家、組踊立方》
第18回

山村 若

《上方舞》
第17回

豊竹 呂勢大夫

《人形浄瑠璃文楽 太夫》
第16回

清元 栄吉

《清元節 三味線方》
第15回

山本 泰太郎

《能楽師 狂言方 大蔵流》
第14回

大和 櫻笙

《大和楽 三味線方》
第13回

遠藤 千晶

《生田流箏曲》
第12回

松永 忠次郎

《長唄唄方》
第11回

十世 片山 九郎右衛門

《能楽シテ方観世流》
第10回

藤舎 呂英

《藤舎流囃子方》
第9回

今藤 長龍郎

《長唄三味線方》
第8回

亀井 広忠

《能楽師葛野流大鼓方》
第7回

藤井 昭子

《地歌》
第6回

善養寺 惠介

《古典尺八》
第5回

山登 松和

《山田流箏曲》
第4回

鶴澤 津賀寿

《女流義太夫三味線方》
第3回

清元 美治郎

《清元三味線方》
第2回

二代 米川 敏子

《生田流箏曲》
第1回

杵屋 直吉

《長唄唄方》

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