伝統邦楽グローバル・チャレンジ
The Traditional Music of Japan: Global Challenge
日本固有の風土と自然の中で育まれ伝承されてきた独自の音楽の魅力を世界に届けんとする演奏家を応援します。
対象は、雅楽、能楽、義太夫、長唄、常磐津、清元、新内、小唄、端唄、地歌、箏曲、尺八、胡弓、琵琶、列島各地の民謡、琉球古典音楽など全ての種目です。受賞者にはプロ仕様の録音の機会が与えられ、その音源は全世界に向け音楽配信されます
中島勝祐創作賞
長唄三味線演奏家・作曲家として「松・竹・梅」をはじめ数多くの(110曲)舞踊曲等を作曲し、三味線弾き語りによる独自の「創作上方浄るり」をはじめ、 わが国の創作邦楽の発展に大きく寄与した故東音中島勝祐氏(とうおんなかじま・かつすけ 1940年大阪生まれ、2009年没)の功績を記念して、中島勝祐記念会の支援によって2011年(平成23年)に中島勝祐創作賞を創設いたしました。
日本の伝統音楽の様式を踏まえた清新な創作を顕彰する作曲賞で、対象となる作品は新作以外に旧作も応募可能となっています。
受賞作品は、当財団の日本伝統文化振興財団賞発表時に特別演奏の機会を設け、またCDの発行も行います。
日本伝統文化振興財団賞
わが国の伝統音楽の保存・振興・普及に努めることを目的とする、当財団の顕彰事業の一環として平成八年に設立。伝統芸能分野で将来一層の活躍が期待される優秀なアーティストを毎年一名顕彰します。賞金は五十万円。副賞としてDVDを制作し、次代を担う受賞者の優れた技芸を、映像によってより広く紹介して参ります。現在は募集を休止しております。
邦楽技能者オーディション
当財団では、日本伝統音楽の基盤となる「古典の伝承」に取り組む演奏家の方々にレコーディングとCD制作の機会を提供する邦楽技能者オーディションを平成11年から実施しております。(後継者育成事業)