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no.16

清元 栄吉(きよもと えいきち)
《清元節 三味線方》

16th Award winner(2012)
KIYOMOTO Eikichi (Kiyomoto-bushi Shamisen)

日本伝統文化振興財団賞贈呈式受賞記念演奏会の様子

[贈賞理由]
清元節三味線方として近年充実した演奏を重ね、古典の継承者として着実に舞台成果をあげている。作曲家としても幅広い知見と古典の実践から得た伝統を活かした清新な作風で注目を集めている。
日本の伝統文化の明日を担う存在として高く評価し、これを賞します。

[プロフィール]

昭和38年(1963年)
9月13日
東京生まれ。横浜に育つ。本名、遠藤和宏。
昭和53年 横浜市教育委員会主催横浜市立中学校生徒作曲コンクールにて器楽曲の部「最優秀賞」を受賞。
昭和58年4月 東京藝術大学音楽学部作曲科に入学。作曲を北村昭、八村義夫、近藤譲、ジャワ・ガムランをサプトノ、伽倻琴を池成子、雅楽を芝祐靖、長唄三味線を田島佳子、常磐津三味線を常磐津英寿(四世常磐津文字兵衛)、清元を清元榮三郎・清元志佐雄太夫に師事。
昭和63年3月 同学卒業後、清元榮三郎に入門。
平成元年 6月、七世宗家清元延寿太夫家元より清元栄吉の名を許される。8月、公文協歌舞伎公演「吉野山」の上調子で初舞台。
平成2年10月 中村歌右衛門丈パリ・フランクフルト歌舞伎公演「隅田川」に参加。
平成9年 今藤政太郎・杵屋巳太郎の呼びかけによる「創邦21」に創設メンバーとして参加。
平成12年 亀渕友香&VOJA委嘱「お江戸日本橋」編曲。
平成15年 NHK大河ドラマ「武蔵MUSASHI」邦楽指導を担当。5月、「触草~クサニフレレバ」作曲、創邦21第4回作品演奏会にて初演。
平成16年 1月、新春浅草歌舞伎「吉野山」にて立三味線を勤める。2月、現代邦楽作曲家連盟会員となる。
平成17年~19年 東京藝術大学音楽学部邦楽科非常勤講師。
平成19年 NHK TV「芸能花舞台」テーマ音楽作曲(平成19年4月~23年3月放映)。NHK大河ドラマ「功名が辻」邦楽指導を担当。9月、東京藝術大学 和楽の美「新曲『浦島』詰之幕ところ澄の江の浦」(坪内逍遙原作)作曲。
平成20年~21年 洗足学園音楽大学現代邦楽研究所講師。
平成23年7月 社団法人日本舞踊協会第3回新作公演「かぐや」作曲。

平成21年より清元協会理事、平成23年に新協会設立後は清元宗家高輪会理事、平成23年から「創邦21」理事を勤める。

【受賞歴】
平成15年   第17回財団法人清栄会奨励賞受賞
平成24年   第33回松尾芸能賞邦楽新人賞

 The Award winner of this year is Mr.Eikichi Kiyomoto, Kiyomoto-bushi Shamisen. His autonym is Kazuhiro Endō. He graduated with a degree in composition from Tokyo University of the Arts. He deepened interest in gamelan music during the attendance at school. After having graduated from a university to 1989, he converted to Japanese traditional music and became a disciple of Mr. Eizaburo Kiyomoto. And then Mr. Enjudayū Kiyomoto Ⅶ, the head of Kiyomoto-bushi, allowed him the name”Eikichi Kiyomoto”.
Kiyomoto-bushi is generally abbreviated as”Kiyomoto”. The basis of Kiyomoto is”Tomimoto-bushi”, a school of Jōruri which emerged from”Bungo-bushi”. Enjudayū Kiyomoto Ⅰ became independent from Tomimoto-bushi, and founded Kiyomoto-bushi. Kiyomoto-bushi performances are done by the person called Tayū, who is responsible for reciting, and Shamisen-kata(Shamisen players). The shamisen used are chūzao, the same as for Tokiwazu. The distinction of Kiyomoto is that words and sentences full of emotion are skillfully recited in very high-pitched tones.
Mr. Eikichi Kiyomoto is shamisen-kata. He appears for a performance of Kabuki and the Japanese dance(Nihon Buyō)and deals with the much creation in a wide field. Furthermore, he gives technical guidance on the traditional Japanese music of the drama of NHK.
He is member of Japanese traditional music composers group”Sōhō 21″and”Gendai Hōgaku Sakkyokuka Renmei”(the Composers League of Contemporary Japanese traditional music).
He is on the board of trustees of Kiyomoto society.
In 2003, he wins the 17th encouragement award from Sei-ei-kai.
In 2012, he wins the Rookie of the Year award of the 33rd Matsuo Performing Arts Award for”Japanese Music”.

日本伝統文化振興財団賞

これまでの受賞者

第20回

川瀬 露秋

《地歌箏曲・胡弓》
第19回

佐辺 良和

《琉球舞踊家、組踊立方》
第18回

山村 若

《上方舞》
第17回

豊竹 呂勢大夫

《人形浄瑠璃文楽 太夫》
第16回

清元 栄吉

《清元節 三味線方》
第15回

山本 泰太郎

《能楽師 狂言方 大蔵流》
第14回

大和 櫻笙

《大和楽 三味線方》
第13回

遠藤 千晶

《生田流箏曲》
第12回

松永 忠次郎

《長唄唄方》
第11回

十世 片山 九郎右衛門

《能楽シテ方観世流》
第10回

藤舎 呂英

《藤舎流囃子方》
第9回

今藤 長龍郎

《長唄三味線方》
第8回

亀井 広忠

《能楽師葛野流大鼓方》
第7回

藤井 昭子

《地歌》
第6回

善養寺 惠介

《古典尺八》
第5回

山登 松和

《山田流箏曲》
第4回

鶴澤 津賀寿

《女流義太夫三味線方》
第3回

清元 美治郎

《清元三味線方》
第2回

二代 米川 敏子

《生田流箏曲》
第1回

杵屋 直吉

《長唄唄方》

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