第14回中島勝祐創作賞は、由有氏「一粒萬倍」に決定しました。

中島勝祐創作賞 第14回(2025年)受賞作品

一粒萬倍(いちりゅうまんばい)」

作曲者:由有(ゆう)

【受賞作品データ】

作品名「一粒萬倍」(いちりゅうまんばい)
作曲由有(ゆう)
編成小鼓、大皷、笛、尺八、箏、和太鼓、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、アコーディオン、ギター
作曲年2016年
初演2016年10月13日 梅若能楽堂

【受賞者プロフィール】

由有(ゆう)(本名:石塚由有)

1978年、邦楽囃子方・望月左武郎の長男として生まれ、幼少の頃より長唄囃子の手ほどきを受ける。
1996年、東京のプロ和太鼓団体「大江戸助六太鼓」に入門。
1998年、同団体にてプロ活動開始
2009年、同団体より独立し、ソロ奏者として活動開始
2013年、太鼓プロジェクト因陀羅設立
2014年、望月武和珂を襲名(その後返還)
2016年、舞台交響詩「一粒萬倍 A SEED」音楽監督就任

主な出演:東京スカイツリーグランオープン式典/NHKドラマ「八重の桜」「風の峠」/EXILEプロモーションビデオ「FIRE WORKS」/新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」

その他、Sound Horizon「絵馬に願ひを!」ツアーメンバー

≪中島勝祐創作賞≫

【目的】
故中島勝祐氏の遺志を継ぎ、邦楽の伝統を踏まえた創作の中から広く応募作品を求め、優れた成果を示す作品を顕彰する。

【募集対象】
邦楽器による創作曲(舞踊曲を含む)。応募作品は一人一曲とし、既発表の作品でもよい。

【提出物】
募集作品を録音した音源、歌詞。

【賞金】
30万円、賞状。

【広報】
受賞曲と中島勝祐氏の曲を一緒に収録したCDを当財団で制作・発行し、広く一般に発売・頒布する。

【第14回審査委員】(五十音順)

加藤 繁治 (日本の藝 主宰)
清元 紫葉 (清元三味線方、中島勝祐創作賞第1回受賞者)
久保田敏子 (京都市立芸術大学名誉教授)
関森 順  (ビクターミュージックアーツ(株)著作権管理室長)
中島 久子 (中島勝祐記念会 代表)
西崎 緑  (日本舞踊家)

以上

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中島勝祐創作賞受賞者

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