このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文字サイズ:

第一回中島勝祐創作賞は、清元紫葉(きよもと・しよう)の『清元新作「山姥」―夕月浮世語―』(「やまんば」―ゆうづきうきよがたり―)に決定いたしました。

第一回「中島勝祐創作賞」の受賞曲は、2012年6月5日に東京・紀尾井ホールでの第16回日本伝統文化振興財団賞贈呈式のなかで演奏されました。同氏には賞状と賞金30万円が贈られます。

〔受賞作品データ〕
『清元新作「山姥」―夕月浮世語―』

  • 作曲 清元紫葉
  • 作詞 長田午狂
  • 作調 望月喜美
  • 作曲年月 平成13年3月
  • 初演 平成13年11月6日 国立小劇場(若柳妙之助 振付初演)
  • 演奏時間 25分20秒
  • 編成 浄瑠璃 2、三味線 2、囃子 3、笛
清元紫葉(きよもと・しよう)

【受賞者略歴】

清元紫葉(清元三味線方)〔本名 長谷川千春〕

kiyomoto-thumb-180x264-652昭和33年 横浜生まれ、幼少より日本舞踊、三味線を習う。
昭和47年 日本舞踊名取「七々扇菊千子」となる(師・七々扇小菊)。
昭和49年 清元流家元4世清元梅吉師より「清元益代」の名を許される(師・清元益寿郎)。『申酉』上調子にてNHK初放送。
昭和51年 現代邦楽を杵屋正邦師に師事。
昭和52年 NHK邦楽技能者育成会22期卒業。
昭和57年 奏風楽楽員「長谷川春風」となる(創主・松原奏風〔清元梅吉師〕)。
昭和61年 小唄田村派師範「田村わか枝」となる(師・田村彌枝)。
昭和63年 美成会演奏会を国立劇場にて清元成美太夫(現2世清元梅寿太夫)と共催。(以後、不定期開催)
平成11年 2世清元紫葉襲名。2世清元梅寿太夫と共に襲名リサイタルを国立劇場にて開催。
平成22年 東京藝術大学音楽部邦楽科非常勤講師(平成24年まで)。

現在、清元協会理事・清元研究会同人・清元美成会主宰・(社)日本小唄連盟所属。舞踊会、演奏会、放送、稽古、作曲(清元・奏風楽)等で活動。
作曲は平成10年より本格的に活動。襲名時の『馨梅』をはじめ、『浮かれ流し』、『山姥~夕月浮世語~』、『薄墨の譜』(舞踊部門 平成15年藝術祭優秀賞作品)、『かさづくし』、『花火八趣』、『お直はるあき』、等、舞踊曲、素演奏曲、約40曲。

《第一回 中島勝祐創作賞 選考経過》

【目的】 故中島勝祐氏の遺志を継ぎ、邦楽の伝統を踏まえた創作の中から広く応募作品を求め、優れた成果を示す作品を顕彰する。
【募集対象】 邦楽器による創作曲(舞踊曲を含む)。応募作品は一人一曲とし、既発表の作品でもよい。他薦でもよい。
【提出物】 募集作品を録音した音源(テープ、またはCD)、歌詞または楽譜。
【発表】 毎年5月か6月、公益財団法人日本伝統文化振興財団賞を贈呈する時に併せて「中島勝祐創作賞」を発表し、贈呈する。
【賞金】 30万円、賞状。
【宣伝】 受賞曲と中島勝祐氏の曲を一緒に収録したCDを当財団で制作・発行し、広く一般に発売・頒布する。

(1)
第一回は下記の応募規定に従った。
募集方法の発表: 中島勝祐追善の会及び、雑誌への広告掲載
締め切り: 2012年2月末

(2)
第一回の応募は9作品で、事前に審査委員が作曲者名を伏せた録音音源によって個別に審査した上、4月4日(水)ビクタースタジオで全審査委員が出席して選考会を行った。

(3)
第一回審査委員は以下の各氏(五十順 敬称略)
加藤繁治(日本の藝 主宰)
久保田敏子(京都市立芸術大学名誉教授)
中島勝祐記念会
中島久子(中島勝祐記念会 代表)
藤本 草(日本伝統文化振興財団 理事長)

顕彰・助成へ戻る

 中島勝祐創作賞

これまでの受賞者

第8回

東音 高橋 智久

第7回

鶴澤 津賀寿

第6回

常磐津東蔵

第5回

若獅子会

第4回

東音赤星喜康

第3回

萩岡松韻

第2回

髙橋翠秋

第1回

清元紫葉